上田司のビートルズの聖地への旅 その9
〜「エリナ―・リグビーの偶然とは?」〜
今回はまず、ジョージハリソンとリンゴスターが
幼少期からデビューした頃まで住んでいた家を紹介します。
写真1、ジョージの家
写真2、リンゴの家
マネージャーのブライアンエプスタインの家の写真も掲載します。
写真3、ブライアンエプスタインの家
ここから今回のテーマ「エリナ―リグビーの偶然とは?」を紹介します。
ポール・マッカートニーがほとんど書いたこの「エリナー・リグビー」、
歌詞はエリナー・リグビーという身寄りのない老女と、
誰からも相手にされないマッケンジー神父という架空の人物を
悲劇的に書いた物語調になっている。
1966年に発表したシングル曲「イエロー・サブマリン」のB面と、
アルバム『リボルバー(Revolver)』に収録されている。
写真4、スタンリー通りのベンチに座ったエリナー・リグビーの銅像と私
マッカートニーは以前、「エリナー」は1965年のビートルズ主演映画
『HELP!四人はアイドル(Help!)』に出演した女優エレノア・ブロン
(Eleanor Bron)に、「リグビー」は
ワインの名前にちなんで名付けたと話していた。
だが、1980年代にリバプールのある教会で、墓標に
「Eleanor Rigby」と刻まれた墓が見つかっている。
写真5、「Eleanor Rigby」と刻まれた墓
この教会はジョンとポールが初めて出会った場所でもあり、
ポールはこの墓のことを知っていたのか?
またこの墓地にはジョン・マッケンジーと刻まれた墓もある。
歌詞に出てくるファザー・マッケンジー(マッケンジー神父)との偶然が
ここにもあった。
またその墓の一番上には「MARTHA」と刻まれている。
これまたポールと縁がつながっている。
なぜなら「Martha My Dear」
これは1968年に発売されたアルバム『ザ・ビートルズ』
(通称・ホワイトアルバム)に収録されている楽曲であり、
ポール・マッカートニーによって書かれた楽曲であり、
ポールにとって最初のペット・ソングであり、
自分の飼っている牧羊犬たるマーサの事である。
これもまた偶然の産物と言えよう。
写真、6 ジョン・マッケンジーと刻まれた墓と「MARTHA」の文字
以上
今回は私個人の見解で書かせて頂きました。
皆さんも不可思議な偶然に遭遇したことを思い出して見て下さい。
次回をお楽しみに。
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