上田司の交遊録
皆さん!お元気ですか?
ケネディハウスからのライブ配信もたくさんの方が見て頂き心より感謝申し上げます。
さて今回の上田司の交遊録は「尊敬する俳優・中井貴一さん」です。
今年の3月、コロナウイルスの猛威でケネディハウスは休業となり、
これから先ライブハウスや音楽業界はどうなっていくのだろうと不安が増すばかりでした。
そんな時、突然私の携帯に電話がかかってきました。
電話の主は中井貴一さんからでした。
彼の第一声は「つかっちゃん、ケネディハウスは大丈夫?」でした。
中井貴一さんとの出会いは
彼の歌手デビュー曲、加瀬邦彦作曲の「青春の誓い」のレコーディングに
私が参加した1984年の頃です。
1981年に映画「連合艦隊」で俳優デビュー!
TBSドラマ「ふぞろいの林檎たち」で人気急上昇中の彼との交流がスタートしました。
中井貴一ファーストコンサートのバンドにケネディハウスバンドが決まったよと、
加瀬さんから聞き嬉しかった当時を思い出します。
「夜のヒットスタジオ」「TBS歌のトップテン」など歌番組にも出演しました。
そんなご縁で中井さんとは今も親しくさせて頂いております。
映画「壬生義士伝」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞など数々の受賞、
俳優として素晴らしい演技で映画、ドラマ、舞台と大活躍の中井貴一さんは
皆さんもご存じでしょう。
実は今回私が皆さんにお伝えしたいことは彼の人柄なのです。
この36年間の交流を通して彼の優しさ、温かい思いやりを数多く感じていました。
どんな人にも分け隔てなく真剣に会話をしてくれたり、
時には粋なジョークで笑わせてくれたりとにかく素晴らしい人柄なんです。
ここで電話を受けたところに戻りましょう。
いつも他人の事を気づかってくれる彼の言葉に私はいつも勇気をもらっていて
感謝の気持しかありません。
この後も忙しい中何度も連絡をくれて、これからのエンターテインメントの事を
お互いに話しました。
エンターテインメントは人生に必要不可欠だと私は確信しました。
最後に私の病の事を彼に伝えました。
後日、私のもとに一通のハガキが届きました。
そこには
「前向きに 一歩一歩 諦めず 友は側に」
中井貴一。
と書かれていました。
感謝!感謝!感謝!
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